シェイク・スピア ヴェニスの商人16世紀のヴェニスはヨーロッパの貿易拠点として栄えたこの運河の街。
この地でシャイロックは、貸し金業を営んでいた。
彼らが、キリスト教徒から迫害されたのは、宗教の違いだけではなく、
貸した金から高利金利をとるという行為がキリスト教の教えに反するからである。
キリスト教徒の暴行の恐怖にさらされるユダヤ人たち。
シャイロックも、顔見知りの貿易商アントーニオから、顔にツバをはきかけられたこともある。
そんなアントーニオとシャイロックの立場が逆転するところから物語は始まる。
アントーニオは親友バッサーニオのためにシャイロックから大金借りることになる。
この貸し出し条件が利息を取らない代わりに、
期限内に借金の返済ができないときには
アントーニオの肉1ポンドを切り取るというもの。
人物模様
アントーニオ:シャイロックに借金、全財産は海の上
バッサーニオ:親友アントーニオ(シャイロック)から借金
その金でポーシャに求婚しにベルモントへ
ロレンゾー :バッサーニオの友人
シャイロックの娘ジェシカと駆け落ち
ジェシカ :シャイロックの娘
ロレンゾーと駆け落ち、その時大量の
宝石(シャイロック所有)を持ち出す。
ポーシャ :ベルモントの貴婦人
父親の遺言で正しい箱を選んだものと
結婚しなければならない。
ネリサリ :ポーシャの小間使い
グラシアーノ:バッサーニオ、アントーニオの友人
ネリサリに求婚
シャイロック:娘に宝石を持って逃げられ、
アントーニオの船はことごとく難破し、
遂には借金のかたをアントーニオに要求。
ここから、物語のメインとなる裁判に移っていく。
裁判では積年の恨み、娘を取られた怒りも手伝ってシャイロックは、
公爵の「慈悲を」という言葉を頑なに拒否。
約束の代価(肉1ポンド)を正当な権利で得るのだと言い張る。
そこにベラーリオ博士の委任状を携えた若い法学博士(変装したポーシャ)
が到着し審議を始める。
当初シャイロック優位に話は展開するかに思えたが、
「切り取る肉は正確に1ポンド、血は1滴も流してはならない。」
の一言で立場は逆転。
シャイロックは元の代金回収できず、逆にヴェニスの市民の生命に危害を加えんとしたことを
罪に問われ財産の半分を国庫に、半分をアントーニオにとの判決が。
ただ、アントーニオの申し出より国庫への罰金は免除。
半分のアントーニオの取り分はアントーニオが暫く預かり、
シャイロックの死後、娘と駆け落ちしたロレンゾーにに譲渡。
そして、シャイロックはキリスト教への改宗するということで裁判は幕を閉じる。
裁判後、土壇場で親友を救ってくれた博士に礼を申し出るバッサーニオ。
ポーシャに「絶対外さない。」と誓った指輪を要求され、泣く泣くコレを手放す。
全てが解決し、(ポーシャが待っている筈の)ベルモントに向かう一行。
ポーシャの館では歓迎を受けるアントーニオ、指輪を博士にやったことを責められる
バッサーニオとグラシアーノ。
だが、最後にポーシャが博士、ネリサリが助手に変装していたことを打ち明け
万事収まるという話。
以前ヴェローナを取り上げましたが、こういったシェイク・スピア劇の舞台となった地を
訪れてみるというのも面白いと思います。(映画のロケ地を探すとか)
『ヴェニスの商人』公式webサイトhttp://www.venice-shonin.net/同じヴェニスの商人ネタのzefiro04さんの記事
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